2006年春胃ガンで胃の三分の二を摘出して4年になる、ガンの告知はどのようにしてして受けたか、告知されてどう感じたかなどと友達に聞かれたのが、昨日のように思われるのだが。
術後執刀医から、5年以内の再発率は40%と聞かされた、今回の検診はCTで腰から上を輪切りにして調べたようだが、何も見つからなかったようで輪切りの写真を見せてもらったが、説明は聞いたが写真の何処がどうなのかさっぱり判らない、何も無いと言う言葉だけが頼りである。
5年経過すれば発症の可能性は殆どなくなるが4年目に発症するのは数パーセントだから大丈夫でしょうと言ってくれました、40%が4年で数パーセントに減った。
手術後貰った薬は消化剤だけで、それも服用しなかったので、薬は何一つ飲んでいない、たいていのガン患者が抗がん剤を服用していると聞く中で、薬を飲まなくて、今日を元気に気分よく過ごされているのはとても嬉しい、それで4年が過ぎたのだから主治医の方針に感謝するばかりです。
ガンの治療が病院や医者によってこれほど違うのか、まだまだ進歩の段階のようだ、僕の胃ガンを見つけた医者は、直ぐ手術しましょうと何の選択肢も示しませんでした、手術しない方法はないかと、放射線科胃を訪ねると、半年後にお出で経過を見ましょうとのこと、その大学病院の、外科医はすぐさま、胃を全摘手術という、別のがんセンターを訪ね手術しない方法はないかと相談したら、死にますよ、と言われての止めました、子供が紹介してくれた、5人目の医者は、胃を三分の二切除すれば、10年15年は大丈夫ですよと言われた、ちょっと考えたら、それって自分の寿命より長いのではないの、じゃーお願いします てことになった、ガン治療はまだまだ発展途上のようです。